めっちゃ ムズカシイ本

折角の 台風。 やる気満々のスタッフを いやっ すごいことになりそうだから

道中が危ないから おかえりやすと だまして帰ってもらう。

そのあと 一年も前 買っておきながらあまりに難しくて ほっぽらかしていた本。

執行草舟さんと 彼の学術員 安倍三崎さんと ホアン神父  三人で仕上げた本を

読み始める。 なんや難しく わからないことばかりなのだが はっと気が付いた。

ホアン神父の ていねいで易しい解説があった。その都度その都度 その

解説を めくると わたしでも わかった。

ベラスケスの キリスト像について 同じスペイン人の哲学者 聞いたいたこともない名前で 覚えられないウナムーノという人の書いた訳本である。

阿部さんは  スペイン語から 執行さんは英語から 邦訳とする。

突き合わせながら ホアン神父が注釈。

読む我々より 三方の お仕事中の楽しさが うらやましい。

気が付いたら 台風はぬけ 夜は明けていた。久しぶりの徹夜。

感動で胸がいっぱい。

カトリックの神学大全では なかろうか

全部読み上げるのが 勿体なくて 途中で 休む。 これぞ  祈り。

むずいかしい本には 注釈があれば いいことが よくよくわかった。

ありがたすぎて目が開かない。

目を傷めたか 単に感動しすぎか ? いつもこれが私の  オチ。

お笑いください。

→ ベラスケスの 最高傑作といわれる侍女たち

今の私にとって この左の絵より キリストのほうが 傑作だと思う