最高の生き方③

野菜を買いに来たのに 珍しい野菜を一杯頂いた。

昔 空き家対策のお家を見学に行ったことがあるが これもいろいろあって かりてる家なのに 小汚くしているのもあって なんか とても失望したことがある  借りるのと 持つのとは違うんですね。

かといって 

どえらい 豪華な田舎の別荘も見せてもらったことがあるが

それは世界が違って話にならない。  田舎に住むこと

いろいろのケースですね。

 ここは 英国人の理想の、憧れのくらしかただと思う。

質素で 贅沢。ハウツーリブ。志は学びたい。

お金の使い方が賢い。習うことはとても多い。

足るを知る人。 もみの木が あったので クリスマスには これを売ればいいなと言うと

お嫁さんが 切って 学校や 施設 ご近所に 配っていると。

ただただ 恥ずかしい。

珍しい野菜を作ってるので もっと儲けたらというと いっやぁ小規模で 小規模でと言われる

ただただ 恥ずかしい。

客人三人に 包んでくれたのだが それも きっちりと きれい。

案内してくれる山 農地 皆きれい。隅々まで センスが生きている。

素晴らしい生き方だ。

穏やかで仲の良いご夫婦。美男美女で 昔は かっこいいスーツで

丸の内あたりを かっぽしていたのかなぁ、

田舎へ行って これだけきれいな環境を見たこともない。これだけ

あか抜けてる家もめずらしい。 冬は 民宿をしたらというと 笑っておられた、というより 聞こえてなかったか

聞こえてなかったことを祈る ただただ はずかしい。

 山では シイタケの原木 

 

 

 

   いただいた野菜   

①横着ものはできない。ま ええっかと

 

横着してては これだけの

キレイな環境は保たれない。もちろん豊かなくらしもできない。

②器用でないと できない。家庭電気製品も ままならぬ者にはおおよそ無理  あ~~。

③知者 でないと やれない。気心あった建築家と絵を描いて意見交換など おっどろいてしまう。シカやイノシシにも来てもらわないように

ガード網も普通ではできない。 それを 全部やっている。あ~~。

今では農業も専門家だ。こんなによいのをつくるのはむずかしいだろう。

④人間性が高貴でないと、地域でも受け入れてもらえない。誰かと違ってアグレッシブでないので みんなが喜んで 受け入れてくれる。

ただただ 恥ずかしい。本当にいい一日でした ありがとうございます。

最高の生き方②

長旅でおなかがすいたので 笠岡から持参のお弁当。では うちは

御汁だけと。おつゆを頂く。 まいったぁ このおつゆが めっちゃおいしく 感動してしまった

シイタケ汁だ。

こんなおいしいシイタケはじめて。

玄関にある デンマーク製の薪ストーブは エアコンの

暖房とは違って やわらかい暖かさ。 炎が ロマンチック。これでピザもできるそう。

県北の柔らかい杉を使った おうちは 上品で家中が 知的。

冬の寒さに 窓も二重。 台所は システムキッチンが背中合わせで 二つある。

なんでやあ?どっちも料理が好きなんです。っと お答え。

敷地は 広くて 3千坪弱。ここをこうしてと これからも楽しいだろうなぁ。

若いご夫婦だから なんぼでもできる。

自給自足といっても、水も電気もあるので 贅沢の 田舎生活だ。

絨毯ももマットもないのが 一層きりっとして 上品。 ということは お掃除が

いかにきっちりできているかだ。これを一番反省した。 家を掃除するということは 自分も

整えるということだ。→ 竹細工をする居間

ひだりの障子をあけると  はばひろの 廊下。

 

  手つくりの 井戸                      

最高の生き方①

古くからのお客様。息子さん夫婦が 変わった人生を歩んでおられると ずっと前から 聞いていた。

運転手が見つかったということで とうとう連れて行ってもらった。おばさん 2人 ばあさん―つまり私の 三人の旅行

(たびゆき)。

東へ3時間弱 北へ 1時間。ぽろぽろと集落がある。寒暖差もあるだろう山奥だ。後で聞くとイノシシと鹿が多いと。

 

お出迎えをいただき車がとまった。 ひだりが玄関。

花瓶に花を活けて 白い額だけの額縁が迎えてくれた。  うっわぁ~~ うれしい。と スキップ。もうこれだけで

うれしくなってしまった。 わっくわっく。

➡  これが最初のセンス           → こうするアイデア。

 

ピアノ②

素人集団のセッション。その中でも  一番ヘタ。そのくせ 一番 わがままなのが私。

音程は狂うは 高低差が 激しく間違っている。間違えば 笑い。たまたま弾けたら どうだと

大きい態度をとるので またみんなが それを見て笑っている。

みなさん優しいので 許してくれている。 一人厳しいのがいて 「皆やさしいので 音も合わせてくれてる

わかっとるか 感謝しとるか」と 耳元で ぶちぶち言っている。勿論無視。わたしは ただただ あっはは あははと

笑うばかり。

持ってきてくれた皆さんの お庭の花  お菓子の差し入れに  うろうろして気が散って 演奏に集中できなく

また怒られる。また 笑う。2時間少々の 楽しい楽しい セッションだった。

お寺さんか ごみ屋敷か 図書室かといわれ ている抹香くさい部屋が 洋楽の部屋にかわる。

カーテンをして 音を消す。

   

定番の 琵琶湖周航の歌 から始まってって

 荒城の月    311の花は咲く  カノン  神様のカルテ

ショパンのノクターンを ピアノソロした彼は フルートの名曲を持参のcd伴奏で。

オカリナの彼女は もののけ姫だ。キーボードの彼女は エリーゼのためだ。

一年にもならんのに うまいなぁ 天才かなぁと どう?と聞いたら 大笑いになった。