ネガテブ ケイパビリテイ

【患者になった名医たちの選択】 という本を 同業の師匠が送ってくださった。

有名なお医者さんも人の子。

病気にかかって どうしたかというのがルポライターによって 書かれていた。名医のそれぞれの決断。

ダイエットの師匠江部ドクターも 帚木蓬生さんもでてくる。

帚木蓬生さんは小説家でもあるので 言葉を紹介。

イギリス150年前の詩人キーツがいった言葉 ネガテブ    ケイパビリテイ。

ひっくりかえして capability of  negative  とあればなんとか想像も

つくのだが この英語 翻訳ではなかなか理解できない。

早速 私の英語の師匠井原高校 笠岡高校の元教師 Hさんに

教えを乞う。ネガテブとは 否定的な言葉 マイナスの意味

そのネガテブな状況にあっても ドタバタせず 受け入れる耐力が

ケイパビリテイ。

そうだ。 なかなか 理解できない 納得できない対処できないこと

わからないことは多いが まずはそれを受け入れる。淡々と受け止める。

その忍耐力だ。つきとめようとしてはいけない。 ほんと、 私に一番欠けて

いることだと思う。

この本の中 患者は発病して どうしてどうしてと思い悩んだり絶望的に

なったりするが そこで ネガテブなことを 否定せずうけいれる。

まず そこから出発。そのことを 蓬生さんはいっていると思う。

いろいろな面でこの言葉は私の支えとなるに違いない。やすヨ先生ありがと。