祭りの後の

お借りしたお雛様の御殿をかたずけていると 涙があふれた。

御殿の屋根から 小道具まで ひとつ ひとつが 念入りに作られていて 華奢で 仕事が細かい。手にもってかたずけるのでわかったことで これを出したりしまったりが大変だから 突っ込んだままと

多くの人が言われた。みんな 余裕がないのだ。この細工をする職人さんがいないという。こうやって また 日本の伝統が 消えていくのである。スタンプラリーをしたので 一層お客さんが多かったのであるが お雛様鑑賞 お雛様とゆったり向き合うこともなく

スタンプだけかき集めるお人。たくさん来てもらったら うれしいのだが そこでまた 悲しみが。。。。。。明かりをつけましょぼんぼりに の歌も  哀愁があって歌いながら 涙がおぼれる。 スタッフが ばぁさまと からかう。

天皇皇后さまがベトナムタイから 帰られた。お二人の誠実さと

温かさ。ありがたくて 涙が止まらない。

戦時中外地で結婚して子供をもうけて戦後 彼らをおいて 帰国した元日本兵。 そのお詫びのためにも行かれたんですね。

ソフィアローレンのひまわりという映画を 思い出しました。