小さい記事を 読みました。友人のお父上の葬儀で。
いよいよお棺のふたが 閉じられようとしたとき 認知症の
お母上、つまり 亡妻なる人が 一言 【あ~~】 。 それで みんなが駆け寄って
車いすから お母上を抱きかかえて お棺のそばへ。
お母上 【サンキュウーで ござる】と言って 手を合わせられたと。
認知症であっても 母として 妻として 一家の大黒柱を送る勤めを
果たされたのでしょうか
長い人生を共に歩いて来られた夫婦の絆は 見えないけど 理解を超えたもの。
認知であっても輝いている。 深くて 重い。 人の死を迎えることの重さ。