土曜勉強会

5月の勉強会は10年前20年前 死因トップの胃がんのおはなしから

1979年 オーストラリアのウオーレンとマーシャル医師の

胃の中の細菌発見の 面白いお話。

塩酸で一杯の胃に微生物と言えど生き物が住めるはずもない。 だが 胃炎の患者の胃の中に

細菌がいるではないか。 コッホの4大原則に照らし合わせて やっぱり 細菌がいる。なんで おるのか?

なんとなんと

その細菌めが 持っている ウレアーゼという酵素が アンモニアを出して強酸の胃液を中和

それなら 住めるわなぁ。 それがヘリコバスターピロリ。それをみつけた2医師。 自分たちで のんで 胃炎を作ったそうだ。

ピロリ菌の 怖さ 影響力 胃潰瘍 胃の中の腫瘍 胃がん。ピロリ菌の せいだ。 日本も 不衛生だった、そのためだった。

その時の菌保持者の私たちが  子供たちに 口移ししては あぶないのだなぁ。 子供は ピロリ菌感染しやすい。

できれば 中学生までに ピロリ菌の検査をしたほうがいいのだなぁ。

今日の出席者は精鋭9人。 こちらが はっはぁ~~である。 ピロリ菌除去で 大騒動な目にあった人。

2回しても 除去できなかった人。 簡単に 除去できて それでも 毎年胃カメラ飲んでチェックしている方。

癌の原因は まだまだ分からないけれど

子宮頸がん 肝臓がんは ウイルス説 に 。胃がんは  ピロリ菌。ならば  (もちろん ピロリ菌ばかりではないだろうが)

根絶も期待できると はなしあった。

みんなが帰った後 土橋先生の ガンの話を読んだ。 胃がんは 働き過ぎだそうだ。ふ~~む。

すべて 単純にはいかない。