東北旅行19岩手県立美術館ⅳ

船越保武 同行のM夫人がフアンということで 教えていただく。長生きされているのでたくさんの作品ができた。彼の彫刻は ギリシャ彫刻から 出発しただろうが また違う。その日本人の優しさ 穏やかさに 心打たれる。今日一日 ずっと この部屋にいたい。女優のさとうおりえさんのお父上と 日本の彫刻界を 代表するお二人。  船越さんの今回のたくさんの作品を見て 宗教性を覚えた。やっぱりカトリックの信徒であった。  ただの芸術家では これは作れない。   キリスト教関係のが やはりよかった。

 ゴルゴダのキリストは 病状悪化して 土を こねることが出来なくて 投げつけたという。                                                   長崎26聖人 ダミアン神父  聖セシリア 、やはりこちらの系統の作品に くぎずけになって 涙を流している私が いた。  迷わず重い本を買う。旅の最後で この恩寵。 カタルシスではない、恩寵。やはり 祈り。恥も臆面もなく こう言い切る厚かましい私。 奥入瀬より こちらのものです。 申し訳ありません。   

奥入瀬も いいけど これ! 竹喬友の会の学術 上園神様 皆様。盾突いた私を お