修学院離宮

2比叡山の麓 東山連峰の山すそにある修学院離宮   広く開放的な土地に 下 中 上の三つの山荘

背後の山 借景の山林

連結の松並木 ( 明治天皇が 作った馬車道 )広大な田畑を 近隣の農夫が耕す一幅の絵

石垣の目隠しの木々は緑が覆い 自然と調和。

大刈込といわれているところ。

ご水尾上皇のデザイン。 15年以上 60歳まで 考えて それから 2.3年で設営させた。幕府がしたという。

草木や 踏み石に至るまで 土で模型を作って形や 配置を

熟考。 85歳で 崩御されるまで   70数回も 御所から日帰りで 行幸と。

上皇は ダビンチに負けぬ天才では ありませんか

日本庭園 日本文化の 原点ではありませぬか。

何度来ても  ただただ 感動です。さて 最近は

桂も 修学院も 当日券があります 11時までに 申し込みすると 午後の参観が 可能です。

空き人数は 13:30が35人 15:が30人でした。

翌日の 桂離宮は 同行者の意見で 次回にという

残念な結果に。まぁ 一度に 満腹状態では 感激も

薄れるので 長いものにまかれました。

 

参観ご 八瀬の方向へあるいていると

修学院離宮借景などのためか 広大な土地が 宮内庁のものと

なっていました。ホテルまで2時間半?歩く。 ふ~~~。

世界一の庭園と人気の高い安立美術館。 あの借景が

いつか 誰かに買われて 遊園地でもできたら 台無しになる

と いつも 心配しているので  宮内庁の配慮に恐れ入りました。